アーティストたちの自己コントロール

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    N.Y にある、ロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ、ジャック・ニコルソン、ダスティン・ホフマンなどを送り出した、アクターズスタジオで取り入れられている演技方法に,
    『メソッド演技』というものがあります。役者の芸術家としての価値を確固たるものにするために、俳優の全面的な能力を開発するシステムの必要性を感じた、スタニスラフスキーによって創始されました。
    そこにある理念は、俳優自身が、自分自身の喜怒哀楽だけではない複雑な感情を感じ取り、解放することで、演技においても、実生活と同じ本物の感情を自然に起こし表現するというものです。笑い、怒り、悲しみ・・・どの感情状態にあるとしても、テクニックだけではリアリティーに欠け、他者に感動を与えることは出来ません。
    俳優という個人が自分を完全に把握し,コントロールすることができるようになって、初めて可能になるのです。
    アーティスト達は、迷いや不安にとらわれた時、『内なる自らの心の声に耳を傾ける』と言っています。他者の意見や、状況を認識した上でも、自分に内包された真実の欲求に従えば、自ずと道が開かれるということです。
    しかしながら、そのための精神力を保つのは並大抵の努力ではありません。多くの場面で、抑圧と直面することになりますから、日ごろから自分の心の声に耳を傾けたり、客観的に自分を分析したり、時に自分自身に心から共感し、ありのままの自分を受け入れる作業をする必要があります。 もともと、人の心の動きが分からなければ、表現者となるのは難しいと言えますが、それ以前に、自分自身を知ることのほうが、難しいのです。そのためには、心理学的な学習も不可欠になっています。常に目標設定を明確にし、迷わず進むためのコーチングから、行動と思考が言語や神経からどんな影響を受けているかを体系化したNLPや本書で取り上げているEQなどがあります。
    行動は、感情に支配されていますので、それを逆に利用して、感情をコントロールすれば、状況に合う、心が伴った行動が取れることを俳優は理解し、演技に反映させているのです。

    EQが提唱する感情知能指数を、わかりやすく表現しますと、
    ー分の感情がどれくらいわかるか。
    ⊆分の感情をどれくらいコントロールできるか。
    自分の感情をどれくらい表現できるか。
    ち蠎蠅隆蕎陲鬚匹譴らい知ることができるか。
    チ蠎蠅里い蹐い蹐粉蕎陲砲匹譴らいうまく対応できるか。
    ということになります。
    この全ての要素が、私達に感動をもたらしてくれる俳優達の演技の中に、活かされているのです。


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